2015年5月11日月曜日

嫌なことはハッキリ嫌と言うこと・・・小2の息子の家庭訪問で気になったこと

息子も小2になって1ヶ月ほど。
この季節恒例の家庭訪問がありました。
その際、親としてはちょっと気になることを言われたんですよね。
小2、子供にとっても親にとってもそろそろ色んなことが起こるころですねえ。




嫌なことを嫌と言えない性格


まず、普段の学習態度は良好なようでした。
学習内容も理解しているし、積極的に手を挙げて発言もしてるみたい。
友達とも仲良くやってるみたいです。

が、担任の先生から少し気になることが。
それは、嫌なことを嫌と言えない傾向が強いということ。

例えば、同級生で体格の良い子がいるんですが、その子にちょっとしたプロレス技みたいなのをかけられる時があるらしいんですよね。
きっとその子自体はじゃれ合ってる気でいるんだと思うんですが、エスカレートする時があるようで、周囲からみてもやり過ぎと思う時があるらしい。
周囲の女の子や先生が止めに入って叱るくらいらしいので、それなりに激しいと思うんですけど、当の本人は「痛い」「やめて」という言葉を発さない・・・
そのくせ、他の子が同じようなことされてると先生に助けてあげてと教えてくれるらしい。

先生もきっと嫌がってるんだと思うけど、それをハッキリと口に出せないようですとご指摘いただきました。
それを聞いて、僕的には「ああ、そうだろうなあ」と。

息子のその性格は今に始まったことではなく、ちょっと人見知りというか、幼稚園くらいの頃からそういうことはありました。
おもちゃを貸してというのも遠慮しがちだったし、逆に貸してと言われた時は自分が遊びたくても渡しちゃうみたいな。
妹とはケンカもするし家では怒ったり泣いたりしますが、外では出来ないと言いますか。
いわゆる内弁慶ってやつですねえ。

この辺りは僕自身もそういう性格だったし、子供の頃からそうだったので気持ちは良く分かります。
ホント、子供ってのは似なくて良いところが似るんだなあ(苦笑)


ハッキリ意見を言えるように


今の所、イジメとかそんなのではないんですが、この感じでいくと親としては心配しちゃいます。
今回の話しを聞いて、息子には「嫌な時はハッキリ嫌と言うんやで」とは言い聞かせて、本人も「分かってる」とは言ってますが、まあそれを実行するにはかなり大きな勇気が必要ですよね。
ある意味大人でも一歩踏み出すには勇気がいるようなことですし。
ただ、その辺りは乗り越えて欲しいなあ。

そのため、息子には「嫌なことは嫌とハッキリ言うこと。もし言ってもやめてくれなかったら、お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも皆な味方やから助けに行ったる。でも最初に言うのは自分やで。」と説明。
本人は頷いてましたがどうかなあ。

まあ、少し大げさだけど自分の気持ちを抑え込んでしまうタイプなので、一人で悩まないようにだけはしておかないとと思っています。
親や家族はいつでも味方で寄り添ってるよと理解させておけば、この先悩むことがあっても気が楽になるんじゃないかと。

ただ、息子も少しややこしい性格で、今回の一件のことを叱られてると思ってるん節があるんですよね。
先生や親に、嫌と言えないのはダメなことだと思ってるんじゃないかなあ。
そういう風にならないように伝えたつもりだけど、どう思ってることやら。

その昔、自分が小1のころ、担任の先生が僕の親に「この子は本当に思ってることを口に出さないタイプなので、注意深く見てあげて下さい。」と言ってくれたことがあるらしいんですよ。
今思えば、嫌なことがあっても口に出さなかったし、親に言うと心配されるかも知れないと思ってたような気がします。

ひょっとすると息子もそんな風に思ってるのかなあなんんて。
その辺りのシグナルを見落とさないようにしないとな・・・なんて思います。
まあ、親も子も考え過ぎな性格なので、もう少し気楽に考えなくちゃね(笑)

小2くらいになると親子ともども新しいステージに入った感がありますね。
子育てってのは子供がいくつになってもちょっとした悩みってのはついてまわるんだろうな。
親としてもレベルアップしてかないといけませんね!

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