2019年6月18日火曜日

息子と中学校のサッカー進路について話してみた

少年サッカーのラストイヤーを楽しんでいる息子。
小1の夏に始めたサッカーだけど、あっという間に最終学年になっちゃたなあ。
相変わらず時の経つのは早いものです。

で、来年の今頃は息子も中学生。受験はしないもののサッカーをどうするか、そんなことを考える時期に差し掛かってきたので、息子とそんな話をしてみました。





親的に思うサッカー進路


息子のサッカーチームでも保護者同士では来年どうするの?なんて話がチラホラ出てきました。
他の強豪チームの保護者ならどのクラブチームに行くかで悩むんでしょうけど、我がチームの保護者の多くはチームのジュニアユースに行くか、部活かで迷ってる人も多いようです。
まあ、ウチもそうなんですけど(笑)

サッカー頑張るならクラブチーム(所属チームのジュニアユースですが)、勉強重視なら部活。一般的にはそうだと思うし、ウチの環境でも大体そんなもんです。
が、少し頭を悩ませるのは通う予定の中学の部活の顧問の先生が優秀な人になったということ。
部活でクラブチーム同等の指導を受けられるなら金銭面でも助かるし、勉強と両立しやすいし言うことなしですよね(笑)

ただ、両方に進んだ方の話を聞いて総合すると、やはりサッカー頑張りたいならクラブチームかなと。
部活は顧問の先生の移動のリスクもあるし、何より練習量や試合数がクラブチームと比較すると確保出来ないみたいです。

息子のチームのジュニアユースは強豪クラブと比べるとまだ時間的な面も確保出来るようです。
なのである程度サッカーのレベルを保ちつつ、勉強も両立出来る絶妙な立ち位置にあるチームな気がします(笑)
だから親的にはこのまま所属チームのジュニアユースに行ってくれたらいいなあと思ってるんですが。

でも、息子に中学どうするの?と聞くと「まだ分からんけど、自分が出場できてみんなと楽しくサッカーしたい。」と微妙な答えが返ってくることが多いんですよね。
まあ、それはそれで選択の一つだけど、一度真剣に話をして考えさせる必要があるなと思い、ちょっと行動に出てみました。


息子に話したこと


サッカースクールに息子を迎えに行った帰り。クルマの車内でサッカー進路の話をしました。
息子に伝えたのはこんな感じ

・他のスポーツも含めてサッカーを続けたいかどうか
・息子が決めたことはお父さんもお母さんも全力で応援すること

この前提の元、サッカーするならクラブチームと部活の選択があるのでそれぞれのメリット、デメリットを伝えます。

・クラブチームは高いレベルでサッカーが出来ること
・でも時間が取れにくくて勉強は大変になるかも知れないこと
・練習も厳しくてレギュラー争いもあること
・頑張るならサッカーは上達すること
・部活は学校の友達と毎日サッカー出来ること
・きっと今のままでも主力選手として活躍出来ること
・でも練習はともかく試合はクラブチームに比べて少なくなること
・クラブチームに進んだ子に実力的に追い越されてしまう可能性
・時間は取れるので勉強を頑張れること

まあ、他にも実例を挙げてメリット、デメリットを話しました。
息子はどうも、楽な方でいいやと思ってしまう部分もあるので、特に部活についてのデメリットを話したように思います。

例えば、今のところ息子が行ける可能性がある地元の公立高校。そこはサッカーもかなり強い高校です。
中学で部活を選んで、仮にその高校行ってサッカー部に入ったとすればレギュラーになれない可能性が高いことなどを話ました。
もちろん中学の部活でも本人の意識次第でどうにでもなるし一概には言えないんですけどね、息子は結構周りに流されるタイプなので率先して自主練するような子たちが周りにいないと結果は想像出来ます(笑)

だから、この話をした上で、さらに伝えたことはこれ。

・来年どうしたいかではなく、高校生や大学、大人になった時にどうサッカーと関わってたいか
・誰がどこに進むから一緒に行こうかなと安易に決めるのではなく、自分がどうなりたいかで決めること
・何事にもちょっとだけ無理と思うことにチャレンジして欲しい

自分が小学生の頃を思い出せば、高校の自分を想像しろと言っても無理だったろうから、なかなか難しいことを言ったなと思うんですが、先を見据えて今を考えるという意識を持ってくれればなと思うんです。
これはサッカー進路だけじゃなく高校受験や大学、社会人になる時なんかにも言えますけどね。
高校でサッカー真剣にしたいと思った時に、中学でそう出来る選択をしてなかったら、その分を取り返すことはかなりの努力が必要ですもんね。
まあ、これは勉強にも言えることですけど。

2つ目はは書いた通り。仲の良い子が選んだからという主体性のない理由ではやめといて欲しい。自分の考えで決めて結果一緒なのはもちろん良いんですけどね。

3つ目のちょっとだけ無理なことへのチャレンジは、どうも息子は今の自分の実力で出来ることで満足する部分があるので、成長を促すためにもそう伝えました。
レギュラーなれそうにないから行きたくない、試合に出れるチームしか行きたくないでは先は期待出来ませんよね。


息子の反応


それらの話を約10分ほど、自分の高校生のころの部活での後悔してることなども含めて話しをしました。
で、黙って聞いてた息子ですが、最初に言ったことは「今のところはクラブチームかなと思うけど、どうか分からん。」と。
もちろん、来年の春までにクラブチーム、部活ともの体験行ってみればいいし、じっくり考えて決めれば良いと伝えました。
何ならサッカーじゃなくて他のスポーツでももちろん良いよと。
すると帰ってきた答えは・・・

ハードル走とか出来る部活ってあるの??

なんと!陸上部!?(笑)
確かに息子は運動会でハードル走は断トツに速いです。でもその選択肢でくるかあ(笑)

でもね、真剣に考えた結果、サッカーじゃなくハードルしたいと思うならそれはそれで応援します。
これもちょっと無理なことへのチャレンジですもんね。

来春、息子がどんな答えを出すのかは分かりません。
でも、もう口出しせずに任せようと思います。

しかし、こんなに将来のことについて話したのは初めてじゃないかな。
息子にもそういうことを話せる時期が来たんだなあと少し感慨深くなりました。
ともかく来春が楽しみだ。

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