遠慮する息子、遠慮しない娘

いやあ、めちゃめちゃ暑いですね。京都も連日の38℃で流石にまいりますよ・・・
息子のサッカーも8月はオフになりますが、今月いっぱいはあるので熱中症にならないように気をつけなきゃ。

さて、話はかわりまして。今日は正反対の子供たちの話。
同じ兄妹でもこうも違うんだなあと思うことがありました。まあ今に始まった話じゃないんですけどね。

遠慮する息子

先日、僕の実家に遊びに行った時、息子が好きなサッカーショップに立ち寄りました。
たまにしか会えないおばあちゃんは、孫のために何か好きなもの買ってあげると言ってくれたんですよね。
息子はおばあちゃんに言われる前から、ロシアW杯の公式球レプリカが欲しいと言ってたので、買ってもらうのかと思ってたんですが・・・
なぜか頑なに遠慮するんですよ。

最初は嬉しそうにボールを持ってきたんですが、しばらくすると「やっぱりいらん。よく考えたらそんなにボールがいっぱいあっても仕方ないし。」なんて言うじゃないですか。
確かにボールは3つあります。一つはドリブルスクールで使う用にしてる室内専用のもの、もう2球はチームで使う用にしているもの。
これにもう1球は確かに多いかも知れません。
ただ、使ってる2球もかなり前に買ったものですし、表面の色もあせて剥げてしまってる状態なので、親的にも新しいの買ってもらっても良いんじゃないかと思うんです。
が、息子はやっぱりいらないと言い張ってお店を後にしました。

でも、おばあちゃんは遠慮してる息子を不憫に思ったのか、後日改めて購入して息子にプレゼントしてくれました。
ボールが届くとやっぱり笑顔。
本心は欲しかったんでしょうね（笑）

ただ、改めて聞くと「嬉しいけど、やっぱりボールが3つあっても使いどころがない。」ってことらしい。
僕が「そんなん、今日の練習はこれ、明日の試合はこっちって気分で変えたらいいやん。」と言うと、「それは嫌や。」なんですって。
最初、お金がもったいないから遠慮してるのかなと思ったら、どうも性格の問題のようで、使い切ってから新しいものに変えたいみたいですね。
我が子ながら几帳面な性格になったもんだと思います（笑）
まあ、息子の良いところでもありますが。

遠慮しない娘

一方の娘は正反対。
同じくおばあちゃんとショッピングモールに行けば、自ら欲しい服などをガンガンとアピールするスタイル（笑）
その日もショッピングセンターに行って子供たちは1000円ずつお小遣いをもらったのですが、息子はゲーセンで半分ほど使っておばあちゃんに返そうとするんですが、娘は女の子向けの文房具やピン止めをきっちり1000円分使い切りましたしね。
ほんと、遠慮がない（笑）

基本、2人目の特性もあっておねだり上手なんですよね。
なんか、仕方ないなあって言ってなんだかんだで買ってあげたくなっちゃうといいますか。
まあ、子供なんてこれが普通だと思うので娘が特別に欲深いとかではないとは思います。
ただ、比較対象の息子が遠慮しまくるので、目立つんですよね（笑）

そんなことをよく「いっつもおばあちゃんに買ってもらってばっかりやん。お兄ちゃんはいらんって言ってるで。」なんて娘に言っても、そんなの知らん、買ってもらえるなら遠慮しません！って顔してますけどね（笑）
これはこれでストレートな感情だし、可愛いなあと思います。得な性格ですね。

まあ、兄妹のこの性格は今に始まったことじゃないし別に心配してる訳でもないのですが、同じ環境で同じように育てたつもりなのにこう違うように育つんだなあと実感します。
ま、同じように育ててると思ってるのは親の方だけかも知れませんが。

遠慮する息子、遠慮しない娘。どっちも可愛い。
これから先、いろいろ兄妹で違う面を見ることもあるでしょうけど、本人の性格も含めて見守っていきたいと思います。
とか言いながら、娘はもう少し物欲を抑えさせようと思いますけど（笑）