2019年11月5日火曜日

少年サッカー8人制の集大成!涙の全日予選

息子がサッカーを始めて5年と少し。小6になった今年、少年サッカーの集大成とも言える全日本U-12サッカー選手権大会、いわゆる全日の予選が先日行われました。
どこのチームもこの大きな大会に向けて練習を重ね、一つでも多くの勝利を目指して頑張る大舞台。
もちろん息子のチームも一つの節目として頑張ってきましたが、その結果は・・・・



1回戦敗退


息子のチームは学年の人数が多く2チーム制を引いてます。
まず先に息子の所属していないチームから試合がありましたが、結果は敗退・・・
相手は明らかに格上の強豪で負けても仕方ないなあという雰囲気の中、全員が出場しそれぞれが全力で頑張っていました。
負けちゃったのは残念ですが、ある程度子供たちが今持てる力を出せたので良かったんじゃないかな。

そして翌日は息子たちの出番。
相手は戦績としては互角、もしくは少し相手の方が上といえるチーム。でも、お互いに中の中といったレベルだし、両チームとももう少し楽に勝てる相手も多い中、なんで拮抗した実力のチーム同士が当たるかなと思ってたはず(笑)

息子はここ最近の定位置であるセンターハーフではなく、センターバックとしての出場。
一進一退の攻防・・・と言いたいところですが、相手チームが押し気味で試合は進行。
息子も普段は見せないスライディングまでやってピンチを防ぎます。
が、全体的に味方チームの子は動きが硬い・・・ やっぱり大舞台で緊張してたのかな?
コーチも何度かポジションチェンジを繰り返し、今まで試したことないフォーメーションなんかも敷きました。
が、チームは活性化されず。

結局、両チームとも無得点のままゲームが進み、PKもあるかなと思いはじめた終盤に失点・・・
そのまま試合終了の笛がなりました。
ピッチに立ってた子供たちの半分ほどはその場で涙。息子も目にいっぱいの涙をためてはいましたが、なんとか泣くまいと我慢してる様子。
やっぱり子供たちのこういう姿を見るとグッときちゃいますね。

こうして息子たちの8人制サッカーの集大成、全日予選はあっけなく1回戦で敗退となりました。
実力的にはおそらくは3回戦、ベスト32くらいまでいけるチーム力はあったと思います。
実際に負けたチームはその後3回戦まで駒を進めましたしね。
まあ、残念だけどこれも実力。
京都では年明けに11人制サッカーの大きなトーナメントがあるので、それに向けて頑張るしかないよね。


子供たちの涙


ただ、今回の敗戦で多くの子が涙を流したのは意外でした。
正直、息子のチームはそこまでサッカー大好き!って情熱がある子は少ないように思ったので、緊張もしなければ負けて泣くこともあんまりないんだろうと思ってたんですよね。
そう思うと子供たちも普段は大人に見せないだけで、秘めたる情熱があったんですね。

後で、大人だけで残念会があって意見として「悔し涙を流すくらいならもっと努力したら良いんじゃないか。なのであんまり泣くのは好きじゃない」という大人の意見もありました。
それも正論に思います。
でも、彼らはまだ小学生。これをきっかけにそうなっていく子もいるだろうし、成長の途中ですよね。
なので、僕は単純に泣いてくれる子が思ったより多かったことに嬉しく思っています。

で、息子自身の感想ですが、悔しさはあるものの意外にサッパリした様子。
「なんで負けたと思う?」の僕の問いに「うーん、みんな緊張しすぎ。」と一言。
まあ、親バカ目線で見てて息子はいつも通りのプレイが出来てたように思います。実際に闘志溢れるスライディングまでやってピンチをしのいでましたしね。
が、中にはガチガチで動きが悪い子もいたし焦ってた子もいたかな。冷静だったのは2、3人だったかも知れません。

事実、失点して意気消沈したチームを鼓舞してたのは息子ともう1人くらい。
時間がない終盤に、ある子が「あきらめるな!1点取りに行こう!」と言ったあとに、息子だけが「行こう!!」と同調して声を上げたけど、チームとしてあんまり反応がなかったことがチーム状況を表していたように思います。
ちなみにこのシーンで僕は泣きそうになりました(笑)
コレなんです!試合の勝ち負けではなくこういう込み上げてくる熱い気持ちを体感させてあげたかったからスポーツをやって欲しかったんです。
息子がこういう声を出してくれたのがめっちゃ嬉しかったなあ。

なんて書いてたら冷静だったら勝てたはずと負け惜しみいってるみたいですね(笑)
そこは客観的にみて、もしそうだったとしても勝てたかどうかは微妙だったかな。
そのくらい相手の方が良いサッカーやってました。負けるべくして負けたのかも知れません。

その日の夜、保護者たちだけの残念会がありました。
不満も含めていろんな思いがあって、なかなかにカオスな状態にはなりましたが、子供たちは頑張ってたよね!という思いはみんな一緒だったように思います。

少年サッカーも残すところあと5ヶ月ほど。
最後の大きな大会では悔し涙ではなくスッキリした笑顔でピッチから戻ってくる息子たちを迎えられたらいいな。
最後に息子に一言。
とりあえずお疲れ様。よく頑張った!すこし休憩したらまた前向いて歩きだそうぜ!


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