2019年10月7日月曜日

少年サッカー初の負傷退場と息子の涙

小1の夏から始めた息子のサッカーも今年で最後。
あと半年で卒団を迎えます。
中でも6年生には大きな大会が2つあり、全国で行われる8人制の全日本少年サッカー大会の予選、年明け早々に開催される11人制サッカーの京都大会が少年サッカー時代の集大成。
で、もうすぐ8人制サッカーの集大成たる全日予選が開催されるのですが、我が家にとって大きな出来事がありました。
それは息子の負傷・・・





息子、少年サッカー初の負傷退場


とある試合で先発出場した息子。
ゴール前にボールが流れシュートに行った息子と相手のキーパーが軽く接触しました。
一眼カメラでチームメイトを撮影してた僕は、ボール中心にファインダー超しに試合を見てたためピッチ全体の状況が分からなかったのですが、ボールがピッチ外に出た時に少し周囲がざわついてるなあと思ったらゴール前で倒れて起き上がれない子が・・・
これが息子でした。

しばらくして立ち上がったものの、自分で歩くのは辛そうで、ピッチ外に出て座り込んじゃいました。
息子は結構我慢強い方で、痛くてもそう簡単に痛いと言わないタイプ。
その息子がピッチ外で立ち上がれなく、コーチにおんぶしてもらってベンチに戻ってきたことで、これは相当痛いんだろうなと分かりました。

しばらくして試合が終了し、コーチが僕の元に来てくれて「膝をひねったのか分かりませんが、多分靱帯やったんじゃないかな・・・」と。
とりあえず靱帯なら早めに固めるなど、処置を急いだ方が良いとのことで、救急で処置してくれる病院に連れて行くことに。
ただ、これがね、救急車呼ぶほどの状態でもないし、自分で病院探して処置してくれるか聞いてまわらないといけないんですよ。
幸い、コーチが某病院は見てくれかもと教えてくれたので、電話してみると受け入れてくれるとのこと。
1時間後にクルマで病院に連れて行きました。


靱帯が伸びてる


病院に着いて車椅子をかり、レントゲンなどを撮って診察してもらいました。
膝の曲げ伸ばし自体はそんなに痛みを感じないけど、左右の揺さぶりや足をついて歩くにはかなりの痛みが出てる模様。
いくつかの触診とレントゲンなどの結果から「靱帯は切れてません。骨にも異常はないです。グラつきもありません。触診の結果は靱帯を少し伸ばしたかな程度だと思います。」とのお話。
要するに大けがではなく、捻挫程度らしく、比較的症状は軽いとのことでした。
病院の先生はそんなに大げさなことではないから、「少し歩いてみよう」とか「今から応援に戻ってもいいよ」と言ってくれたので、かなり安心しました。
ああ、良かった・・・

サッカー自体も患部を抑えて痛みがなくなれば再開しても良いとのことで、長く見ても3週間ほどで完治との診断。
湿布貼ってしばらく安静にするように言われ、お風呂も3日ほどはダメ。もちろんしばらくはサッカー禁止令が出たのは言うまでもありません(苦笑)
先生が最後に「どうせ、サッカーやってる子は少し痛くてもボール蹴るやろ?でもあんまり無理したらアカンよ」と笑いながら言ってくれたので親子ともども少し気が楽になりました。
なんとか8人制サッカーの集大成の試合には間に合いそうかな!?


息子の涙


家ではしょーもない兄妹ケンカで泣くこともある息子ですが、外では涙を見せたことがありません。
が、その息子もコーチにおんぶしてもらってベンチに帰ってきた時は涙目になってました。
さらに、少し時間が経って病院へ向かうクルマの中でも他の親御さんもいたのに静かに涙を流してました・・・

この涙が意味する物はなんだったんだろう?
多分最初のコーチにおんぶされてた時は痛みからの涙目だったと思います。
が、クルマの中の涙は?

サッカーが出来なくなるかも知れないという思い?
集大成の試合が出れないかもという思い?
頑張ってこの半年ほど週3日1日2km走って練習してきた駅伝レースの選考会に出れないかもという思い?
それともまだ痛い?
とにかくショックを受けてる?

きっと全部入り交じってるのかな。
そこはまた落ち着いたら息子に聞いてみようと思いますが、今はとにかく早く怪我を治すことに専念させたいと思います。

チームメイトでもっと大けがした子もいるけど、その子たちは怪我中でも練習に見学に行く、試合中にはベンチから声を出すなど、自分たちに出来ることをしてました。
その経験をした子から夜に連絡もらって励まされた息子。
今は自分に出来ることを焦らず頑張ろうぜ。

これもきっと良い経験になるはず。一緒に頑張ろうな!

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