2020年3月24日火曜日

親も子も成長させてくれた6年間! 少年サッカー涙の卒団式

季節は3月。ついに息子がサッカーチームを卒団しました。
このブログの定番ですが、ホントに時が経つのは早いものですね。
今年はコロナの影響で卒団式も大幅に予定変更されちゃったけど、なんだかんだで良い式でした。
いやあ、泣いたなあ。



少年サッカー6年の軌跡


小1の9月から近所の小学校のサッカーチームに入った息子。
低学年の間は正直なところパッとしなかったように思いますが、チームメイトのお父さんに誘っていただいたドリブル中心のサッカースクールに通い始めてから結果が出てきたように思います。
他の子が同級生が行かないなら休むという子が多い中、息子は1人でも文句もあまり言わずに通ってたもんね。
やっぱり何にしても努力は裏切らない。そういうことを実感してくれたんじゃないかな。

4年生くらいからは飛び級で1つ上の学年にも呼んでもらったりとチーム内でも評価していただき、キャプテンも任されることが多くなりました。
同時に僕たち親も保護者代表なんかもさせてもらったりして。
まさに週末は親子でサッカーという数年間を送りました。忙しかったし、しんどい時もあったけど、断然楽しい方が勝ってました。
思えば僕の両親も小学生時代に剣道で保護者代表みたいな感じで全面サポートしてくれてたっけ。そういう親の背中見てたから自分も自然とそうしなきゃなんて思ったのかも知れません。
息子も何かを感じ取ってくれてたらいいな。

最終学年である6年生では多くのカップ戦で成績を残した反面、集大成である主要大会では1回戦負けという結果に終わりましたが、これもまたサッカーですよね。
きっとこの経験も息子の成長の糧となったんじゃないでしょうか。

息子に関してサッカーで多くの人に評価していただいたこともありがたいのですが、親的に一番嬉しかったのは、「息子くんは人の上手い下手をみてパスを出していない。そこが良いところだ。」と評価してもらったのが一番印象に残ってます。
小学生くらいだとチームメイト同士にも好き嫌いがあって、決定的なパスチャンスがあってもその子の事が好きでない、もしくはあんまりサッカーが上手でなければパスを出さないという子も少なくありません。そんな中、息子は受け手が誰であろうがその子を信じて必ずパスをするのが素晴らしいと。
それが出来る息子は我が子ながら素晴らしいと思います。

涙の卒団式


そして迎えた卒団式。
最後の1ヶ月はコロナの影響で全試合が中止になり、謝恩会は延期。そんな中、なんとか卒団式だけは開催することが出来ました。
ただ、いつも通り小学校のグラウンドではなく特別にフットサル場を借りての開催でしたが、子供たちのために出来ることは何でもやろうということで、謝恩会で企画してた動画を急遽フットサル場にプロジェクターを持ち込んで放映したり、コーチへのサプライズなども行いました。
親子サッカーも楽しめたし、逆に印象に残る卒団式になったんじゃないかと思います。
個人的には3ヶ月ほどかかって制作した記念ムービーやコーチへの記念タオルのデザイン、子供たちへの記念キーホルダーなどのデザインなども担当したので、かなりキツかったのですが、それも喜んでくれたようなので大満足です。
やって良かった。

この卒団式で印象に残った息子の言葉はチームキャプテンとしての最後の言葉。

「僕たちがサッカーを出来たのはコーチのご指導とお母さん、お父さんの応援があったからです。これから僕たちが進む道は別れて行きますが、このチームで学んだことを忘れずに頑張って行きます。6年間ありがとうございました!」

いやあ、泣かせてもらいました。
こちらこそありがとう。

思えば息子はサッカーを通して学んだことが多かったと思います。
努力すること、勝利の喜び、敗北の悔しさ、ケガの苦しみ、同じ釜の飯を食った友との友情。
もちろん意見の合わない子もいただろうし、ケガや実力不足で試合に出れない経験もしました。
でも、それも引っくるめて息子の人としての大切な成長の糧になったことだと思います。

同時に僕たち夫婦も保護者代表を任された結果、いろんな経験をさせてもらいました。
まあ、あまり問題がない学年だったから楽だったけど(笑)
それでも試合の出欠、配車手配、交通費の算出、備品の手配、コーチへの連絡、飲み会の設定、合宿や遠征の手伝いなどなど。それなりに大変だったけど、それも良い経験だったしこの歳になって勉強させてもらうこともありました。

息子は今のチームのジュニアユースに進む道を選びました。
それならそんなに環境変わらないかなとも思いますが、こんなに親がガッツリ関わるのはもうありません。
親は基本的に応援だけ。クルマ出しやらは一切ありません。
親元を離れて頑張るのもそれこそ成長のためですよね。
少し寂しい気もしますが(笑)

最後に息子に一言。

6年間お疲れさまでした。
練習も頑張り、試合でも頑張り、キャプテンとしてもよく頑張ったな。
この6年間で学んだこと、特に仲良くなった友達を大切に、中学生になっても全力で走り続けて下さい。
でも、しんどくなったらいつでも頼ってくれていいんやで。
感動をありがとう!




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