ついに誕生

前日の23時ごろから痛みはピークのようで嫁はかなり辛そう。

僕も3日間マッサージをしていたのと寝不足で疲れはピークに・・・

でも僕が支えてあげないと嫁と赤ちゃんはどうなる！と気合いを入れてマッサージを続けてました。

※注意　ここから先はかなりの長文です。

午前2時頃、先生の診察。判断としては微弱陣痛なのでこれ以上待っても自然には強い陣痛は来ないだろうと陣痛促進剤をすすめられた。

嫁は迷うかなと思っていたが、僕に相談する間もなく即答でOKしてました（笑）

2時30分頃、促進剤を投与した結果、陣痛の波が2から3分前後に！促進剤ってスゴイ！

1時間ほどして先生の診察があったが、まだ出産には厳しい状態なので後1〜2時間頑張ってみるかとのお話が。さすがの嫁も無理かもと思ったようでした。

しかしその後、約2時間をどうにかこうにか耐えて5時30分頃、再診察を受けると先生の口から驚愕のお話が！

もう赤ちゃんがそこまで見えているので、もう少し頑張ってみるか！？

僕も嫁も限界だったけど、頑張っている赤ちゃんのためにも昼までが限界だとの条件付きで頑張ってみることに。

ちなみにこの間に僕の母は到着していおり病院近くのマンションで待機してました。

この頃から、痛みに合わせていきんでみることに。

その甲斐あってか、8時過ぎには状況はかなり進み分娩台でいきんでみることに。

9時ごろから自然分娩で頑張って、ある程度まで来たら吸引で引っ張りだすという作戦をたてて本格分娩に入りました。

9時30分頃から本格的にいきみを開始。かなり赤ちゃんの頭が近づいて来た！

しかし赤ちゃんがおりてくる場所が悪く、あと一歩がすすまない。

10時10分頃、吸引でやってみるか自然で頑張るかとの判断が委ねられたんですが、嫁の体力や赤ちゃんも少し弱っているとの情報から、引っぱりだしてもらうことに。

引っ張り出すため一部母体を切る準備と、それに加えてショックな話が！

赤ちゃんが弱っていて、出て来ても羊水を飲んでいて泣かないかも知れないのですぐに小児科の先生に見てもらいますねとのこと。

不安はピークに！

でも、頑張っている嫁を見ていると僕も頑張らなくてはと思いなおしました。

正直、この頃から頑張っている嫁をみて泣きそうになってたんです。

眠さのせいもあったのかも知れませんが（笑）

その後いきむこと数回・・・

助産師さん達の動きがせわしなくなる、「あと少し！頑張れ！」の言葉が飛び交う！

引っ張りだす準備も出来たようで、嫁と赤ちゃんは最後の力を振り絞る！

10時42分。その瞬間はやって来た！

「おぎゃ〜！」

一声だったと思う。

泣かないかも知れないと言われた息子が泣いた！！

その瞬間に僕の目から涙が溢れ出た。

止まらなかった。

息子はすぐに小児科医に連れて行かれ、羊水を取り除くために気管支洗浄に入った。

少し心配。

嫁はというと疲れた感じではあったが元気そうだった。

生んだことの充実感でいっぱいだったのかも知れません。

心から「ありがとう！よく頑張った！」と言ったのだけども泣き声で言葉にならなかった気がします。

その後すぐに助産師さんが一時処置を終えた息子を連れて来てくれた。

元気に泣いていた。僕も泣いていた（笑）

嫁は笑顔だったのかも知れない。

ここで写真を撮らないとと思い出し記念撮影。

その後、すぐに息子は再度処置に入りました。

嫁の産後処置に入ったので、待ってくれていた両お母さんに報告へ。

分娩室を出た場所で心配そうにたっていた2人を見るとまた涙が溢れちゃいました。

2人に無事生まれたことを告げると涙ぐんで喜んでくれた。

それを見てまた泣いた（笑）

こんなに泣くとは正直思ってなかったので自分でもビックリだったなあ。

その後、処置が終わった息子を抱かしてもらったり、嫁のお父さんが駆けつけてくれたりと幸せな時間を過ごせました。

本当に無事に生まれてきてくれてありがとう！

そして嫁よ、無事に生んでくれてありがとう！

心配して連日かけつけてくれた両お母さん、ありがとう！

みんなありがとう！

息子はこんなにみんなの"想い"に包まれて幸せに生まれたことを、いつか話てあげたいと思います。

10月18日午前10時42分

体重3,094g

命名　悠希（はるき）

とにかくこうやって記念すべき10月18日は終了ました。

きっと一生忘れられない日になるだろう。

しかし、疲れた（笑）

最後まで読んでくれた方、ありがとうございます！